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スペイン風邪とは?死者数、第2波、終息した時期などスペイン語の情報まとめ

スペイン風邪についてスペイン語で書かれている情報

このサイトではいつもはスペイン語の勉強に関する記事を書いていますが、今日はスペイン語を読む練習として、スペイン語の記事を元に読んだ内容をまとめてみました。

今回のテーマはスペイン語にちなんで「スペイン風邪」です。

スペイン風邪とは何?

スペイン風邪っていつ終わったの?

気になったのでこれを機に調べてみました。

ちなみにスペイン語でスペイン風邪は「gripe española」と言います。

スペイン風邪とは?症状や死者数は

スペイン風邪とは、1918年第一次世界大戦の終盤に起きたインフルエンザの世界的なパンデミックです。

世界中で5000万人から1億人の人々が亡くなったと言われています。

(世界全体の死者数は5,000万人くらいと書いている記事もあります。)

感染したのは多くが若者と大人で、感染後肺炎または鋭い呼吸器官の痛みの症状で数日で亡くなりました。

スペイン風邪の第一波がスペインで記録されたのは1918年5月22日です。

スペインの首都マドリードで、キリスト教の行事があり大勢の人々が集合しました。その1週間後に参加した多くの人が風邪をひいたのです。

マスクをつけないと罰金も

アメリカではマスクをつけるのが義務化され、マスクをつけないと罰金100ドルを支払わなければいけませんでした。(ざっくりと1万円くらい)

スペイン風邪と名付けられた理由

スペイン風邪の最初の患者は1918年3月4日、アメリカ軍のコックさんだったと言われています。しかし戦時中とあって、軍に関する情報もあるため情報は外に出ませんでした。

最初の感染者がアメリカで確認されてから1か月後にはスペイン風邪がヨーロッパに到達します。

ウイルスの発生源はそれよりもっと前に中国かフランスで発生したという説もあります。

しかし、スペイン風邪が流行ったのは第一次世界大戦の最中で、スペインは中立的な立場だったので新聞でスペインのパンデミアの情報が広まったのでスペイン風邪と言われるようになりました。


スペイン風邪の第2波はいつきたのか?

スペイン風邪の第2波は1918年の8月から9月にかけてにやってきました。スペインではぶどうを収穫する時期でした。

夏だから大丈夫だろうと人々は油断していたので、第1波よりも第2波の方が被害が大きかったようです。

下記のツイッターによると、スペイン風邪の第二派により世界中で少なくとも5000万人もの人々が亡くなったと書かれています。

このデータの信ぴょう性は分からないのであくまでもご参考に。

第2波にとどまらず、スペイン風邪の第3波が1920年の初めにやってきました。

(第3派は1999年にきたと書かれている記事もあります。)

スペイン風邪はいつ終息した?

スペイン風邪が世界で終息したのは1920年、人々が集団免疫を持つようになり終息したと言われています。

しかしスペイン風邪のウイルスがなくなったわけではありませんでした。ウイルスはその後他のウイルスと結合するなどして突然変異し生き残ると言われています。

終わりに

以上、スペイン風邪についての情報まとめでした。

スペイン風邪が終息したのは1919年書かれている記事もあり、媒体によってデータが異なります。

それにしても、スペイン風邪とコロナの状況は似ているなと感じます。当時は今のように医療も発展しておらず、スマホもないので情報量も少なく大変だっただろうなと想像します。

参考記事

今回は下記の記事を主に参考にして書いています。

euronews